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日本海を知る

にぎわい探検隊 北前船の巻

其の弐拾四 小木港(おぎこう)・宇出津港(うしつこう)(石川県能登町・のとまち)

小木港のある九十九湾(つくもわん)、湖面のように静かです。

小木港のある九十九湾(つくもわん)、湖面のように静かです。

 今回は内能登(能登の富山湾側)の天然の良港、小木港と宇出津港です。両港は平成17年3月1日に能都町、内浦町、柳田村が合併してできた能登町にあります。
 まずは小木港から。小木港は旧内浦町にあり、かつては北前船の風待ち港として栄えました。また昭和50年代には佐渡の小木港との定期航路(現在は無いです)もあったそうです。現在は大型イカ釣り船の基地にもなっています。
 小木港には日和山があり登ってみました。頂上は公園になっています。木がうっそうと生えており海はよく見えませんでした。残念ながらはっきりとした日和山の痕跡は見つけられませんでした。

日和山の上にある神社

日和山の上にある神社

趣のあるお地蔵さん?がいました。

趣のあるお地蔵さん?がいました。

つぎは、宇出津港。元和3年、前田利家が「能登に宇出津という良港あり」と幕府に照会しており歴史の深い港です。宇出津港の西側、海のそばに海洋漁業科学館があります。日本海や魚についての解説や漁法や漁業の歴史もわかります。

定置網の模型

定置網の模型

大正末期まで活躍した刺網船の模型

大正末期まで活躍した刺網船の模型

イカスミで色が変わります

イカスミで色が変わります

アワビの成長

アワビの成長

さらに宇出津港の東側の遠島山公園には民俗館・郷土館があり江戸時代からの郷土資料が展示してあります。

能登独特の木造船、胴船

能登独特の木造船、胴船

船箪笥

船箪笥

民俗館は地元網元の家を移転したもの

民俗館は地元網元の家を移転したもの

色彩鮮やかな皿

色彩鮮やかな皿

能登は相撲も盛んなようです

能登は相撲も盛んなようです

ほぼ真四角な能登の横綱の下駄

ほぼ真四角な能登の横綱の下駄

 夕方近くになり薄暗い中、取材をしました。もっとよく見たかった隊長でした。