今回の香住港は、平成17年4月1日に市町村合併で誕生した香美町（旧香住町：ｶｽﾐﾁｮｳ）にあります。（写真の余部鉄橋（あまるべてっきょう）が有名です）

　まずは「海の文化館」から。ここには450種1400点の魚類・甲殻類などのはく製が展示してあります。

　なかでも「リュウグウノツカイ」のはく製は一見の価値有りです。（実物は深海に住んでいるらしいのですが、生態はよくわかっていません）

　他にも漁業や北前船に関する資料も展示してあります。ズワイガニの取り方もわかります。

北前船が航海していた時代、香住港の付近には多くの良港があり（芝山、今子浦など）、その一つの今子浦は西側に開けており、風待ち港として使い勝手が良かったようで多くの船が利用しました。

　この今子には「かえる島」があります。北前船の船乗りが無事帰ってくるよう、この「かえる島」に祈願したそうです。なお、今でも「かえる」にちなんだお願いをするための「かえる絵馬」も売っているようです。

　また、あの余部鉄橋はもう少しでコンクリート橋になります。（余部コンクリート橋？）見に行くなら今しかないですよ。